Seleniumをはじめる
Seleniumのエラー対処については記載したものの、
どのようにSeleniumを利用するかについて記載していなかったので、
今回はそちらを記載することにします。
Seleniumとは?
記述されたプログラムに沿って実際のWebブラウザを実行できる特徴を持ったライブラリ。
スクレイピングと言われる手法をする際にはこのライブラリを使われることが多いです。
私はPythonを利用して使用しますが、JavaやRubyなどの言語にも対応しているみたいです。
実行環境
Python 3.10.9
Selenium 4.12.0
の環境で実行します。
pip install selenium (私の環境ではConda install -c conda-forge selenium)
でインストールします。
Webdriverのダウンロード(今回はSelenium4.6.0以上を利用するため不要)
SeleniumではMozilla Firefox/Google Chrome/Safariのブラウザを利用することができます。
Webブラウザを起動するために必要なドライバーをインストールします。
Mozilla FirefoxとGoogle Chromeの場合
Firefoxの場合にはgeckodriver、Chromeの場合にはChromedriverをインストールします。
ダウンロード後には環境変数のPATHを通してあげる必要がある場合がありますので、注意が必要です。
Safariの場合
ドライバーのインストールは不要ですが、ブラウザの設定変更が必要です。
Safari設定画面から[詳細]>[メニューバーに”開発”メニューを表示]で開発タブが現れます。
開発メニュー内で[リモートオートメーションを許可] を選択します。
Seleniumの基本的な使い方(ブラウザの起動)
from selenium import webdriver driver = webdriver.*****() url='https://www.google.com' driver.get(url)
*****の部分をFirefox/Chrome/Safariに変更することで使用するブラウザを変更できます!
無事にブラウザを起動することができました!